Work

パネルデッキとウッドデッキの違いと適応を解説!

パネルデッキとウッドデッキ、どちらが合っているのか気になりませんか?この記事では、それぞれの特徴や適応について詳しく解説します。パネルデッキのメリットやデメリット、ウッドデッキの魅力など、おすすめの材料やメンテナンス方法もご紹介します。パネルデッキとウッドデッキの違いを知り、理想のデッキを手に入れましょう!

パネルデッキとウッドデッキの下地素材の違い

まず、パネルデッキの下地とウッドデッキの下地では適応する高さに大きな違いがあります。

パネルデッキ

基本的なパネルデッキとして販売されているものは仕上がっている床に置くだけのタイプがほとんどです
高さ1.2㎝程度のプラスチック製・連結タイプのもの(プラベース)これに10㎜の仕上げ素材が付いています
基本的にテラス・バルコニーには水勾配と排水溝が有りますので勾配などをトレースしての設置になります
1メートルあたり1㎝の勾配が一般的ですがもっと急に感じる場所もちらほら見かけます

ウッドデッキ

高さの制限は高い分にはあまり有りませんとはいえ大体のテラス・バルコニーの場合は10〜20㎝の間で
室内との出入り口の高低差はカバー出来る感じです。
プラ束や共材で束(つか)の高さ調整して大引・根太(ねだ)と大工さん的には言いたいところではあると思いますが
高さに制限があるので大引は大抵の場合使いません。束と根太もしくは根太のみ。なんてこともあります
この施工の場合水勾配を下地で調整して仕上がり部分は水平にできます。
プランターなど植栽を置く場合転倒しにくくなったりします。
室内と高さを合わせらりたりするので開放感が増し
部屋が広くなったような感じに仕上がります

パネルデッキとウッドデッキの滑りやすさの違い

テラス・バルコニーだと塗装防水で仕上がってる場合がほとんどです
今回これと比べてどのように違うかを説明して行きます

パネルデッキ(タイル)

市販されているものは細かな凹凸がしっかりついていて雨天でもほぼ滑りません
リブとはウッドデッキの板に滑り止め加工として凹凸を施したもののことです
滑りにくいです。雨天でも溝があるので滑りにくいです

ウッドデッキ

ウッドデッキ(リブ付き)
リブとはウッドデッキの板に滑り止め加工として凹凸を施したもののことです
滑りにくいです。雨天でも溝があるので滑りにくいです

ウッドデッキ(リブ無し)
塗装防水と比べると滑りにくい仕上がりになります
雨天時は塗装防水とあまり変わらなく滑ります

タイルが滑りにくさでは1番です。
木に関しては年月が経つとメンテナンス次第ですが滑りやくなって行きます。

パネルデッキとウッドデッキの気候や気温の影響の受けやすさの違い

パネルデッキ(タイル)

気候や気温で変化はあまりしません
下地のプラスチックも厳密には劣化が進むのですが素材のほとんどがタイルに隠れているので
相当な年数や不適切な荷重がかからない限りは変化しません

ウッドデッキ

経年劣化して行きます。紫外線による劣化と雨の影響(カビなど菌の繁殖)
木部同士が接してる部分や隙間に詰まった土など水を持ってしまう部分などは劣化しやすいです
下地に関しては使う部材によって変わっきます、プラ束は劣化しにくい素材でできています。
木下地これも下地には劣化しにくい材料を使いますが接続部分などは劣化しがちです
数年おきに点検しましょう

パネルデッキとウッドデッキの費用の違い

パネルデッキ(タイル)

設置・運搬費用が安価に抑えられます。
割り付け(レイアウト)を決めてパネルを組み合わせながら置いていくが基本作業です
大まかな部分だけの設置の場合かなり費用抑えられます(写真)
希望する設置内容によってタイルのカットなどがあると職人さんに来ていただくことに
避難ハッチ、排水管、オーバーフロー管、部分の切り抜き。これをすると仕上がりが変わってきます

ウッドデッキ

下地調整。木材の運搬。現場加工。照明計画先行配線。
残材処分費。
できる作業項目が多くなるので必然的に費用がかかります
その分こだわりの美しい仕上がりになります

パネルデッキとウッドデッキのメンテナンスの頻度の違い

パネルデッキ(タイル)

半年に1度は水洗い。排水溝のゴミを取り除きましょう(台風接近時は都度)
隙間から大きなゴミが入りにくい構造になってますので洗い流す程度で十分です

ウッドデッキ

材料にもよりますが、基本的には2〜3ヶ月に1度程度は、デッキブラシや高圧洗浄機などで
表面や隙間のゴミを除去しましょう。排水口の点検もお忘れなく!

パネルデッキとウッドデッキのデザインの幅の違い

パネルデッキ

規格品で295㎜×295㎜×h22㎜のものが多いです
メーカー毎にベースが異なりますが同メーカーであれば互換性があったりするので
タイルとウッドや、色を市松模様にしたり1枚のタイル内で4分割になってるものを混ぜ込んだり
砂利を飛び飛びで入れてみたり既製品ならではの選び方もできますね
大抵は数年でデザイン変更などがありますので、追加で貼り伸ばしたい、破損などの場合
メーカー欠品で揃えられないなんてことも。。。

ウッドデッキ

こちらは自由になると思いきや、木材も規格品です
厚みさえ揃えれば幅を不揃いにしたり、リブ付きとリブ無しを交互に貼ったり
継ぎ目なしの長物で仕上げたり(4m以上のものはないです)
高低差をつけて立体的な場所にしたりもできます。
埋め込みプランターや一体型のベンチ、
埋設型のスポット照明など様々な照明計画も
素材としては意外と制限はされてしまいますが、アイディア次第で色々楽しめます

パネルデッキとウッドデッキの適応の違い

賃貸物件や分譲マンションにお住まいの場合パネルデッキがお勧めです
どうしても大規模な防水工事や外壁の塗装工事などがついて回ります。
テラス・バルコニーは共有スペースという部分になりますので
動かさないといけません。
作り込んだウッドデッキの場合解体しないと工事できません
施工お考えの際はまず理事会などの確認を取ってからにしましょう
個人宅の屋上やテラス・バルコニーの場合は制限がない分自由にできますが
無理は禁物です。荷重制限や防水面に対する養生など雨漏りなどの原因になります
知識のある業者にお願いしましょう。デザイン重視や安価な施工はリスクを伴う場合があります

パネルデッキとウッドデッキのメリットの違い

パネルデッキ

設置がとても単で移設しやすい。雨の日でも滑りにくい(タイル)。
汚れにくいので掃除が簡単。少ない枚数でも意外と効果あり!
引越しをした先でもまた使用する事が簡単。劣化しにくい。
メンテナンスがとても簡単でやる事が少ない

ウッドデッキ

希望の高さに調整可能。広い場所であれば色々なアイディアを楽しめる。
経年劣化が楽しめる。好きな色で塗装可能。
加工が容易。(雨林材は加工が大変です硬すぎるため)
照明用の配線や自動かん水機の配管など
見せたくないものを隠せたりします。
メンテナンスを楽しめる。色を変えたり拡張したり

パネルデッキとウッドデッキのデメリットの違い

パネルデッキ

高さ調整がとても困難(できないと思った方がいいです)廃棄が困難(断られてしまうケースも)
下地の勾配をトレースしてしまうので水平には施工できない。
施工時の細かな加工が困難。特殊な工具(ベビーサンダーなど)がないと加工できません
タイルなのでタイルカッターでと思う方もいるようですが、下地と接着してあるのでカットできません。
敷き詰めていく順番が決まっています途中の場所を外すのは意外と困難です
メーカーの都合で廃盤になったり長期欠品・仕様変更などでお同じものが無くなってしまうことも。

ウッドデッキ

移設や移動できますが困難。引越しには不向き
木材ですので劣化していきます特に土、水との相性が悪いので植物置く際は気をつけましょう
雨の日は滑りやすい。紫外線による劣化でササクレやバリが出てしまう
メンテナンスの手間がかかる

まとめ

パネルデッキとウッドデッキの違いと適応について詳しくご紹介しました。いかがでしたでしょうか?デッキの素材選びは、自分のライフスタイルや好みに合わせて慎重に行いたいものです。パネルデッキは耐久性やメンテナンスの簡便さが魅力ですし、ウッドデッキはその温かみと自然な風合いが魅力的です。どちらが自分に合っているのか、ご自身のニーズに合わせて検討してみてください。

また、デッキの設置やリフォームに関しては、専門の業者に相談することをおすすめします。お手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。快適で美しいデッキライフをお送りいただけることを願っています。お読みいただき、ありがとうございました。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

© 2020 MICAN
0