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ウッドデッキの掃除と長持ちのコツを徹底解説!材質別ガイド

ウッドデッキは快適な屋外スペースの一部として人気がありますが、日常の使用や気候の影響で汚れや劣化が生じることもあります。このブログでは、ウッドデッキの掃除方法と長持ちさせるためのコツを、材質ごとに詳しく解説します。あなたのウッドデッキを美しく保ち、耐久性を高めるために必要な情報を提供します。さあ、ウッドデッキの美しさを保つための方法を学びましょう!

ウッドデッキのお手入れ・お掃除方法
(天然木・イペ材・セランガンバツー材・防腐ヒノキ材・ツーバイ材など)

ウッドデッキは基本敵に板と板の間に5㍉程度の隙間を空けます(湿度を逃す・雨水を逃すなどの目的)
このためウッドプランターなどの植物をデッキに置いていると隙間が土や落ち葉などで詰まっていきます
詰まっている場所から腐食が進んでいきますので、ブラシや水などで定期的に洗い流しましょう
設置してある木材の種類によってもお手入れの方法は変わってきます。
勿論経年劣化を楽しむのも良いと思いますが放置していい物ではないです

イペ・セランガンバツー材(ウリン材)

いわゆるウリン材として扱われている材料特徴としては、
木目が均一でフシが無く・鉄のように堅い・重い・高価な材料です。
海辺などのウッドデッキでも使われていてとても耐久性の高い材料になります。
油性のウリン材専用トップコートが市販されています。
色落ちが激しい材料なのでそれを抑えるようなニュアンスで使うことは有りますが
経年劣化してグレッシュな感じも味わいがあって個人的にはおすすめです。
塗装する場合は年1回は塗り直すと良いでしょう。
3年ほど放置してしまった場合毛羽立ってくるのでサンドペーパーでヤスリましょう(オービタルサンダー必須)

防腐ヒノキ材(防虫防腐剤注入式木材)

ウッドデッキに使用する材料なので多少等級が低いもので扱っています。
フシ有り・堅い・高耐久(日本の気候に向いている)
無塗装で薄緑の材料です。一般的な塗料での塗装は可能です。
この材料も無塗装で経年劣化してグレッシュなしあがりも綺麗です耐久性も特に問題ないです
塗装したい場合は、キシラデコール油性をお勧めします。
塗装する場合は年1回は塗り直すと良いでしょう。
3年ほど放置してしまった場合は軽く紙やすりでヤスって塗り直しましょう。

ツーバイ材(オーク材)

お馴染みのホームセンターなどでよく見かける材料です
下地の材料だけはこれを使ってはダメです。大抵の場合は共材で施工しますが、
この材料は腐りやすいので下地には使わないようにしています
木目広い・フシ有り・加工しやすい・安価・下地には不向き
防腐剤注入タイプも市販されていますが、基本的にはキシラデコール油性を塗りましょう
年1回は塗り直しましょう。3年ほど放置てしまった場合はかなり劣化が進んでいますので
場合によっては、張り替えも考慮します。

パネルデッキ(300㍉角)

タイルや天然木など色々とトップ素材・パターンはあります
高さ2㎝ほどのもので加工には不向きザックリとした設置は簡単ですお掃除も楽です
下にゴミがほとんど入らないので基本的には上に乗っているゴミだけ掃除
貼り始めの場所や途中の場所は1枚だけ外すのは意外と困難です安易に取れるとは思わない方がいいです
ベランダ・テラスで避難ハッチなどの場所はカットが必要な場合がありますが、加工できます
300㍉角の1枚もののタイルだと意外と割れます。特に素焼き鉢など陶器類を上に置くときは注意です
分割タイプは割れにくいです。

ウッドデッキをお掃除する際気をつけたいポイント <植物があるデッキ編>

ベランダ・テラスには水勾配があり排水溝付近のゴミは必ず掃除しましょう。

落ち葉などの掃き掃除

葉っぱがデッキの隙間に入り込みやすいので秋口からの落葉時期から春先の葉っぱの更新時期、各お花の終わる頃合いなどは特に気をつけて掃き掃除をしましょう
台風の後なども雨に濡れていて大変かと思いますが、倒れた植木鉢から土がこぼれたり
思いがけない状態が予想されますのでお掃除するタイミングです

デッキブラシor高圧洗浄機

塗装面(オイルステイン)の場合
浸透させるタイプの塗装なので、デッキブラシでゴシゴシしても大丈夫です。
高圧洗浄機も使用して問題ないです。※植物にあたらないように注意しましょう
デッキの間に入った土や葉っぱも出来るだけ除去しましょう下地が痛む原因になります

塗膜が剥がれるようなペンキや水性ステインの場合はどちらもやり過ぎると塗装面が剥離したり痛むのでお勧めはしません。モップで拭き掃除程度にしましょう

無塗装の場合
どちらもやって大丈夫ですが
経年劣化が進むと木部表面が弱くなってきてますので、やり過ぎには注意してください。

洗剤について

環境にもよりますが、年月が経過すると黒ずんできたりカビが生えてきたりします。
使うのであればデッキ用洗剤ですが植物には良くないのでお勧めはしません。
あと使うとすると中性洗剤ですが頑固な汚れにはあまり効果有りません。
※芝生や地面が下地の場合は使用しないでください植物は枯れます!
出来る限り汚れは放置しないで1年に3〜5回程度はデッキブラシなどで水洗いしましょう
※酸性洗剤、酸性漂白剤、塩素系漂白剤などはくれぐれも使わないように注意しましょう

意外と身近な小動物の気配にも

植物を置いていると生き物が生きていくための環境も自然とできてしまいます
小鳥や猫やハクビシンetc。
実害はないと思いますが落とし物(うんち)をしていかれますので、
予定外の木が生えてきたりもします。
早めに気が付かないと大きくなってしまうので注意しましょう

ウッドデッキを長持ちさせるコツ

材料にもよりますが年数が5年ほどたってきたらゴミの詰まりだけでなく
根太(ネダ)のチェックもできればした方がいいです
根太材料にもよりますが、これが湿気や虫食い経年劣化によって傷んでくると
思いもよらない事故につながります。
下地はゴミが溜まりやすい場所にもなりますので、下地の方向には気をつけましょう
排水溝の方向に対して直角が理想です

年に1度は塗装を行う

塗装ありきではないですが塗るのであれば年に1回は塗り直しましょう
年数が空いてしまった場合は材料によって異なります。前述べ参照
水性塗料にも防虫防腐入っていますがウッドデッキの場合踏んで歩くので不向きです
塗膜が柔らかいのが良くない思った以上に耐久性が上がらないです。
油性の浸透系塗料をお勧めします。
キシラデコールがおすすめです。よくかき混ぜて使いましょう。混ざっていないまま使ってるのをよく見かけます
沈殿している重い成分があるので(ほぼ色粉)気をつけて使いましょう。本来の性能が出ません

日常的にお手入を行う

落ち葉の掃除・プランターがあれば動かして下の土などを掃除。排水溝点検

まとめ

いかがでしょうか。ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。

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