オセアニア・オーストラリアの植物
オーストラリア大陸や、ニュージーランドを含むポリネシア地域、ソロモン諸島 があるメラネシア地域など、オセアニア州には日本では見れない独特な植物が多種存在します。
馴染みのあるものだと、ユーカリはオーストラリアを代表する植物ですよね。
その他にも、関東以西の比較的温暖な地域で育てることができるオセアニアの植物がありますので、MICANで入荷した事のある物を紹介します。
【コプロスマ・ビートソンズゴールド】
オーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木。
大きくなっても樹高約1mとコンパクトで、株立ちでよく分岐し、横にも広がります。
緑色の小さな葉に黄色の斑が入るため、密集するとゴールドに見えるかっこいい植物。
【レプトスペルマム・スコパリウム】
ニュージーランド、タスマニアの常緑低木スコパリウム。
梅のような花を咲かせ、葉がギョリュウ科の植物に似ていることから、日本ではギョリュウバイという名でも呼ばれています。
乾燥した細かい葉で、開花の季節である冬〜早春には全体がピンクの小花に染まります。
葉がお茶や煎じ薬として利用されてきたことから、ティーツリーとも言われています。
【ミントブッシュ・モンシェリー】
オーストラリア原産の半耐寒性耐寒性常緑花木。
通常のミントブッシュは緑の単色ですが、モンシェリーは優しいライトグリーンに斑が入るタイプ。
その名の通り、触るとミントの香りがします。
また、病害虫にも強く丈夫なハーブで育てやすいのも魅力。
早春〜春に薄紫の小花を咲かせます。
【ウエストリンギア】
葉がローズマリーに似ていることから、オーストラリアンローズマリーとも呼ばれる常緑低木。
ローズマリーと同じシソ科で、花も薄紫の小花とよく似ていますが、香りが無いのが大きな違い。
葉の色はローズマリーよりも少し優しいシルバーリーフ。
【ピットスポラム】
ニュージーランド原産の耐寒性常緑樹。
光沢のある、クリームがかったライトグリーンの葉がとても可愛らしく、濃いブラウンの枝とのコントラストも美しい。
切り花(枝)としてもよく出回っています。
ニュアンスカラーの葉色や、独特な花が魅力的なオセアニアの植物たち。
かっこいい庭になる事間違いなしです。
*ウエストリンギアやピットスポラムは日本国内での流通も多いですが、コプロスマ、レプトスペルマムなどは、流通が少なく、なかなか手に入らない希少な植物。
見つけたら迷わず購入をお勧めします!